ポイントカード導入時に、まずポイントの加算、減算方法をどうするのか?考えなければなりません。
お客様が持ってうれしいポイントカードでなければ、なかなか効果は出ないものですが
安易にポイントを割引に充当し続ければ、ボディーブローのように売上げを圧迫してしまいます。
ポイントを付与して、お店にとってもお客様にとってもうれしい仕組みを考える必要があります。
例えば、1000ポイントを1000円の割引に充当するのか?予め用意してあるポイント用の1000円景品と交換するのでは、
お客様にとっては同じ1000円分の特典でも、お店にとっては下記のような違いが生まれます。
このように1ポイント1円で付与しても、使用方法によっては0.5円にも3円にもなってしまいます。
よくよく原価を計算して、楽しいポイントラリーの仕組みをつくりましょう。
お客様は[ポイントが貯まるから再来店してくれる!]のではなく
[貯まったポイントを○○として使えるから再来店してくれる]ので、ポイント特典には十分な考慮が必要です。
ポイントカードの特典をどのようにするか?を考える場合、競合他店の状況や自店の客層、客単価などを踏まえなければ
なりません。ポイントカードシステムを導入し、しっかり集客につなげているお店の多くは、カードの特典を充実させ
お客様にとってうれしいポイントカードにしています!
また、ポイントカードど導入すれば顧客が固定化すると安易に考えてしまう方も多いのですが
インターネットの普及により、顧客は常に流動化しています。固定客など存在していないと思っていた方がいいでしょう。
ポイントカードはあくまでもお客様に対するサービスの一環としておき、よく来店して下さるお客様には
感謝の気持ちとして、特別なサービスを提供してるのだと、そう考えるようにしましょう。